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口腔外歯根端切除逆根充法(意図的再植法) 1

院長の大倉です。

歯根の先に炎症が生じて、色々な治療法を行いましたが、症状が改善しないケースです。

口腔内の写真です。

左下の小臼歯の根尖部付近に膿の出口の瘻孔が形成され、疲れると腫れて膿が出ます。 

 

CT撮影による立体像です。

原因の歯の根尖部に骨の吸収が見られます。

  

今回は、意図的に抜歯を行い口腔外にて歯根端切除逆根充を行いました。

患歯の抜歯です。

歯根膜を傷つけないように行います。

  

根尖部の炎症性肉芽を除去すると根尖口の封鎖が不完全な状態でした。

  

超音波ファイルにて歯根端切除を行い、根尖部を接着材にて封鎖しました。

歯根膜が乾燥しなように保存液の染み込んだガーゼで包みます。

   

抜歯したところに歯を戻します。
  
  

しっかりと隣の歯に固定します。
  

1カ月半過ぎた状態です。

固定もとれて、以前にあった瘻孔もなくなっています。

噛んでも特に違和感がありません。

 

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