口腔外接着再植法5
院長の大倉です。
口腔外接着再植4の続きです。
今回は、術前と術後の状態の比較です。
術前の口腔内の状態です。
4番目の歯の歯肉の上の方が赤みを伴って腫れています(赤矢印の所)。
術後、約1ヶ月半経過した状態です。
術前の赤矢印の赤みを伴った腫れは消退しました。
また、歯を固定していた補強材が入った固定材も取れて、違和感なく噛むことが出来るようになりました。
術直後、術後1ヶ月半のレントゲン写真です。
術直後に比べて、歯根周囲の骨が再生しています。
術直後
術後1ヶ月半
このように、歯根破折を生じた歯でも、状況によっては、口腔外接着再植法によって、再び自分の歯として機能することができます。