10月休診日情報
2023.09.29
不測の事態に備えて
2023.09.21
こんにちは。院長の大倉です。
だんだんと秋めいてきた9月は、
台風の影響が増える時期でもありました。
特にむし歯や治療途中の歯がある方は、
急激な気圧の変化により、
歯痛が生じることもあります。
台風の時期が過ぎても
大雨に見舞われることはありますので、
常に健康な口内環境を整えておきましょう。
さて、9月1日は防災の日ということもあり、
当院でも不測の事態に備えて
防災訓練を行いました。
内容は、診療中に大きな地震が
起きたことを想定し、
避難経路や患者様への声掛けの仕方の確認、
避難までにかかる時間の計測などでした。
災害はいつ起きてもおかしくありません。
今後も火事や火災・停電等、
あらゆるケースを想定し
訓練を重ねてまいりますので、
安心してご来院ください。
医療法人社団 おおくら歯科口腔外科
〒158-0082
東京都世田谷区等々力5-9-2
TEL:03-5760-7110
URL:https://www.ohkura-dos.com/
Googleマップ:https://goo.gl/maps/MSeSUNRDFRkad8EY6
入院前に歯科治療を受けるべき理由
2023.09.04
こんにちは。院長の大倉です。
毎年9月1日は「防災の日」。さらに、8月30日から9月5日は「防災週間」として定められています。災害はいつ発生するか予測できないので、日ごろから防災グッズや非常食を備えておくことが大切です。
さて、備えといえば入院前には歯の治療が推奨されていますが、その理由をご存じでしょうか?
お口の中のトラブルを放置したまま入院すると、思いもよらない事態を招くことがあるので十分な注意が必要です。
● 入院や手術の際に起きやすいお口のトラブル
お口の中が汚れていると、細菌がどんどん増殖し、手術中に悪さをすることがあります。
特に口や喉・食道・胃の外科手術を予定されている方は要注意!
「だ液とともに飲み込んだ細菌」が手術した部位に感染すると、治癒が遅れて入院期間の延長につながることがあります。
しかも、細菌が肺まで入り込んだ場合は、「肺炎」にもかかりやすくなります。
肺炎は重症化すると死に至る、恐ろしい病気で、下手をすれば咳や熱だけでは済まなくなる可能性もあります。
また、命に関わるアクシデントが手術中に発生する危険性も。
たとえば、お口の中に「ぐらぐらした歯」を放置していると、口から人工呼吸器を挿入する際に歯が抜け落ちて気管に入り、窒息する恐れがあります。
● がん治療で起きやすいお口のトラブル
一見、無関係に思える「がん治療」でもお口のトラブルが発生することもあります。
なかでも、抗がん剤治療においては約40%以上の人に口腔トラブルが発生したという報告もあり、その内容は口内炎や味覚障害、口腔乾燥など、がん治療がさらに辛くなるようなものばかり…。
また、治療の副作用でだ液が減少すれば、むし歯や歯周病が進行する可能性もあるので、がんの治療を始める前に必ず処置をしておきましょう。
● 手術やがん治療の前に
歯科医院では何をするの?
歯科医院では手術時の感染症や肺炎を防ぐために、
歯石や歯垢(プラーク)を徹底的に除去します。
特に、歯石は石灰化した細菌の塊です。
がん治療においては細菌が多いと副作用が強くなるので、お口の汚れを取り除いて細菌の数を減らします。
むし歯があれば応急処置を施し、ぐらつく歯があれば抜歯や歯の固定も行います。
お口のケアをしていたことで入院期間が短くなったという調査結果もあります。痛いところがなくても、入院前には必ずお口のチェックを受けておくことをおすすめします。
また、お口の状態によっては治療が長期に及ぶ場合もあります。
入院までの日数は限られていることが多いため、もし入院が決まったら、少しでも早めのご来院をお願いします。
医療法人社団 おおくら歯科口腔外科
〒158-0082
東京都世田谷区等々力5-9-2
TEL:03-5760-7110
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病気やお薬は必ず申告してください【Smile Letter 9月号】
2023.09.01