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口腔外接着再植法15

院長の大倉です。

今回は、ブリッジの支台歯の歯根破折のケースです。

ブリッジの支えである右上の 第一小臼歯が、数ヶ月前から歯肉の腫れと噛み合わせの際に違和感を感じるとのことで、ブリッジを外したところ歯根破折を認めました。

根管治療を行うも、炎症症状が改善しないため、完全に汚染物質を除去する目的に口腔外接着再植法を行いました。
  

抜歯した状態です。

破折面は、根管治療では除去出来ない汚染物質が付着していました。
  
汚染物質を除去し洗浄しました。

  

ファイバーポストを挿入し、スーパーボンドにて接着しました。

歯肉の腫れと噛み合わせの際に違和感   

再植を行います。

    
  

術後1ヶ月のレントゲンです。

仮歯を装着中ですが、歯肉の腫れと噛み合わせの際に違和感は消失し経過は良好です。

 

このようにブリッジの支える歯でも、歯根破折を口腔外接着再植法で再生することで再度、ブリッジの治療が可能でした。



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